お子様の弱気なプレイを見て、うちの子は向いていないのかな?と思った時に読んでほしいこと


勝負所で弱気なプレイをしてしまう

試合中、勝負所でどうしても気持ちが引いてしまうジュニアがいます。弱気なプレイでミスをしてしまいます。それが度々続くと、うちの子は勝負の世界に向いていないのかな?と思うことがあると思います。

メンタルも成長していくもの

精神的な弱さは、技術的な弱さに比べると修復が難しいように思えます。特にお父さん・お母さんは、お子様の性格を遺伝的な要素も踏まえてよくわかっていますからなおさらです。ですが、メンタルにも先天的な強さと後天的な強さがあります。また、メンタルの強さにも色々あり、ここ一番で強さを発揮するようなメンタルもあれば、試合を通して安定して波がないこともメンタルの強さの一つです。

海外では

海外でも低年齢のジュニアはメンタル的に弱いです。練習では天才的なプレイを見せていても、試合になると1ポイント目から泣き出しそうな表情で別人のような弱気なテニスをするジュニアもいます。うまくいかなくて試合中に泣き出すジュニアもたくさん見てきました。しかもそれらのジュニアは、全日本ジュニアに出られるような上手いジュニアばかりです。みんな色んな経験を積んでメンタルも鍛えていきます。

私の指導経験

私の指導経験では、低年齢の頃に俗に言う『弱気』がでてしまうジュニアは、後々、安定した諦めないメンタルを武器に強くなっていった例が多いです。低年齢の時は思い切りの良い性格の選手に押されて弱気に見えてしまいがちですが、後天的に鍛えたメンタルは、その思い切りの良さを打ち消します。向き不向きと勝つ負けるはまた別物です。そして精神的な成長を見ると、勝つ負けるよりも何倍も嬉しく感じます。

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